音楽業界のプロからの挑戦状?!

 

いつもブログをご覧ただきまして
誠にありがとうございます。

3月も後半に入り
札幌市内もようやく春めいてきました。

お問合せフォームより
Take5  ver.Third Technology  について
「試聴室ではどのように聴こえるのか」と
質問が数件寄せられています。

イベント課題曲としても使用しましたが
非常にむずかしい録音です。

楽曲の好みは抜きにして
ぜひご自身のお車で聴いてほしいですね。

Take5の件でご質問いただく皆さまは
『きっと何かに気付き始めたのでは?』と
勝手ながらもそう感じています。

じつは・・・
次期新製品に向けて開発している
試作品の仕上がりが良く
私自身でも少し驚いてしまうような
Take5の聴こえ方になってきました。

最高の環境でのインプレッションを
お届けしたいと思います。

お問い合わせいただいておりますお客様方
もう少々お時間をいただければ幸いです。
(試作品はまだまだ時間がかかります)

 

私の憶測も入りますが、現段階で
Take5に感じていることは下記の通りです。

①観客は録音側の演出として数名が
配置されているのでは?と感じてしまう
人数と立ち位置
②ある瞬間にゆっくりと音の焦点を
変化させている録音

客席からステージの演奏を
聴いている録音手法は
Bill Evans/Waltz for Debby
とても似ています。
しかし、イメージできるステージの大きさは
とてもコンパクトです。そして・・・』

…いけませんね、書きすぎるところでした。
ここから先は、日を改めてにいたします。

それにしても
なぜ、このような定位と不思議な音場の
録音をしたのだろう?と考えてしまいます。

何かの意図があっての事なのでしょうか?
しかしCar Audioのスピーカーのように
正面にない環境では
とても困難な録音の楽曲に感じます。

そこで私は勝手な想像をしてみます。
この曲はCar Audioのタイムアライメントや
調整と言う概念にむけた
音楽業界のプロからの挑戦状では?

通常は、この曲でタイムアライメントを使用し
各スピーカーの時間軸を合わせる調整を行うと
音の焦点を曲の途中で移動させていることから
タイムアライメントの調整次第では
ピントがずれるたびに音場も歪みます。

あらぬ方向から楽器が飛び出してくるような
聴こえ方になります。

それとは逆に
他の曲で調整した後にこの曲を聴くと
逆の歪みが発生し聴くに堪えない音に。

この現象を冷静に考えると・・・・
『どの曲も正しく再生されていなかった?』

決して変な聴こえ方ではありません。
もっと凄い音を聴いてしまったばかりに
私はこのように感じてしまうのでした。

『全ての曲を歪ませずに聴こえる
共通のピント(焦点)の位置と
それを実現する為の考え方と手法
は何なのでしょう?!』

取り付け技術や音の調整作業が
最も重要であることは変わりません。

そこで弊社が導き出した答えは
カーオーディオ専用電源をつくること

バッテリーまわりはbasisシリーズを使用し
最適な環境へ導くことができます。
問題はbasisを使用したバッテリーから先の
オーディオ機材の電源環境です。
スピーカーコーン紙の振動や
正確なストロークを達成できない要素が
ここにあるということです。

Point2等の効果が作用する個所ではなく
まだ手掛けていない箇所がありました!

試作品は
どうやらこの問題を解決することができる
仕上がりになっていることが確認できました。

上流から下流まですべての個所で
カーオーディオ専用電源に変換できると
正しいTake5の録音を体験できるはず!

『Car Audioは皆様が
考えているより単純ですが
想像以上に手ごわく難解です。』

basisシリーズを取り付た皆さまは
何かの手応えを感じているのでは
ないでしょうか。

もし宜しければ、REVIEW のページに
basisを取り付けてからの
Take5 の聴こえ方の変化なども
お寄せいただけますと幸いです