亡き王女のためのパヴァーヌ〈望月 優芽子〉【試聴③】

 

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本日もサウンドミートイン東日本2022の
イベント課題曲を試聴した感想です。

 

8.亡き王女のためのパヴァーヌ (望月 優芽子)

 

初めて聴く曲でしたので
いろいろと調べるところからスタートです。

パヴァーヌ』とは何でしょう?
行列をつくり踊る舞踏の呼び方でした。

パヴァーヌという舞踏は
「宮廷の作法にのっとり即興で踊る舞踏」

「演奏される音楽を
描写するために踊る」
とのことです。

 

『亡き王女のためのパヴァーヌ』は
他の方も演奏されていましたので
聴き比べてみました。

そして、何度も試聴していると
あることに気がつきました。

望月 優芽子さんのピアノを弾く
左手の使い方タッチの表現力
だけが、他者と間の取り方が違います。

音楽の流れ方
時の流れ方
音符と音符の間の空気の間

もしかして、望月 優芽子さんには
「自分の演奏に合わせて
即興で踊る人たちの姿が見えている」
とさえ感じるほどに魅力的な演奏です。

さて、この世界観をカーオーディオでは
どのように再現できるのでしょうか。

超難曲です!