テスト車両から得られたものとは。

 

いつもブログをご覧いただきまして
誠にありがとうございます。

製品テストにご協力いただいている方々の
車のデータ収集で忙しくなっています。

テスト車両の中にはオーディオ電源部に
①Point2装着の車
②ASUKA装着の車
③junction stabilizer装着の車
④Point2とjunction stabilizer装着の車
⑤ASUKAとjunction stabilizer装着の車

バッテリーにenergyboxType-Rや
オルタネーター+を装着している車から
装着されていない車まで。

この中には他メーカー様の電源パーツと
併用している車も存在し
あらゆる電源環境を想定しています。

様々な組み合わせのテスト車両の中から
得られる情報は多いですが
一筋縄ではいかず頭を悩ませる毎日。

例年になく雪が少ない北海道ですが
こちらの希望するテストが近隣で継続的に
行えていることは大変嬉しい誤算でもあり
時間を無駄にせず効率が良く感じています。

 

さて、繰り返すテストから分かってくることは
『カーオーディオをより高音質にする為には
バッテリーの充電環境が
鍵(カギ)を握っている』
ということです。

 

皆様の中には、正常なバッテリーを使用しているのに、カーオーディオの音が悪いと感じたり、車の走りが重いと感じる方はいませんか?

では、その要因は何なのでしょうか?

 

ここで少しだけ電気の流れ方について想像してください。

 

車の電気の源は、バッテリーとオルタネーターです。

『ECUにはオルタネーターとバッテリーのどちらから電気が供給されているのでしょう?』

『オーディオのアンプには、どちらから供給されているのでしょう?』

『ヘッド・ユニットには? プロセッサーには?』

残念ながら、この答えは未だに解明されていないのです。

 

皆様に質問させてください。

『機材へ流れて行く電力は、バッテリーから供給されるのとオルタネーターから供給されるのとでは、どちらが良いと思いますか?』

 

「車が動いていれば、どちらでも良い。オーディオから音が出ていれば、どちらからでも良い。」と言うのが、現在の考え方と手法に当てはまると思います。

しかし私は、『限りなく全ての電力をバッテリーから流したい』と思っています。

その理由は…

『オルタネーターは単なるバッテリー充電器としての働きだけに出来れば、必要以上にエンジンパワーを消費する事がなくなります。』

そして、『バッテリーが瞬間的に持ち出した電力だけを充電出来ると良いことになります。』

『オルタネーターからではなく、バッテリーからの電力を機材等に供給する方が、よりノイズが少なくインピーダンスの低い電力を素早く供給できるため、大きなメリットと可能性が見えてきます。』

 

今年は、テスト車両から得られたレポートや、販売店様やユーザー様からのお問い合わせや弊社製品をお使いの感想なども、お伝えしていきたいと思います。