やっと、納得したCello(チェロ)の音が出たような気がします。

 

今日の午前中は、来札してくれた知人と会い、午後の早い時間より試作室へと向かいました。

 

昨夜の内に、本日試作室で行う予定の作業は決めておりましたので、簡単に音を確認し、早速作業に取り掛かりました。

 

音を確認しながら感じた事は、『やはり、ドラムセットで言うところのバス・タムの音に違和感を覚えてしまう事でしょうか』

本来ならば「EQを弄り、音を整える」と言う事になるのでしょうが、シリーズ最高峰を目指す商品にとっては、全く不要な考えだと思っております。

よって音が膨らむ原因をつくっている何らかの物を、追求する事に致しました。

 

オシロスコープをあて、試作品の入り口、出口、機材の電源入力と、全ての機材の動作を確認いたします。

『・・・・・全く異常はない!?』

『・・・・と、言う事は何かしらの付帯音なのだろうか?』と、考えを巡らせます。

 

数分間・・・じっと機材を見つめ、ワイヤリングを見つめます。

見つけました!『ここ以外にはない!』と、言う箇所を。

 

交換作業には30分程の時間を要しました。 ・・・・ さて、音出し。

 

『気配が違う!しかし、本来ではない。』・・・1時間程待ちます。

 

その間は、ロックのドラム・ソロ等をかけながら過ごしました。

ドラムの音質に変化を感じ始めた頃に、課題曲Love Meを聴いてみます。

『変だ!基音が聴こえずに残響音だけが聴こえる帯域がある?』 ・・・・そんな音楽がある訳がない!

40年間聴き続けた曲であるだけに、すぐに違和感を感じる事ができました。

 

『電源?・・・いや!電源の性質で基音が消える事などありえない。・・・と、言う事は・・・信号?』

 

すみません。 以前に悪ふざけをして、SPコードに悪戯していたことを、すっかり忘れていました。(#^^#)

簡単に取り外し『これで素の状態!』である事を確認しました。

 

集中して聴くのは、中低音楽器の再現性の正しさばかり。

『バス・タム来た!』

『ウッド・ベースも来た!』

『チェロ! ・・・・凄い!全く膨らんでいない!!!』 過去に聴いた事のある、どのチェロよりも、チェロです。

『この感じた事のない音は、時間差を置いてボディーから出てくる空気の振動の音なのだろうか?』

『ヴァイオリンも厚い!しかも、超広域まで伸びている。』

 

日本を代表するフュージョン・バンド CASIOPEA さんの代表曲 ASAYAKE が、今までのシステムの音では、付帯音にまみれていた事を初めて知りました。

『野呂一生さんのギターってこんな緻密な音がしていたの!』・・・物凄く緻密なエフェクターの掛け方です!

 

さて、Love Me を聴いてみます。

今日の所は、7割程度の鳴りと確認しました。

今夜は、取り替えた配線の慣らしを続け、明日再挑戦してみます。

 

それでは。